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みなさま今年もよろしくお願いいたします ~東海道をゆく④~

[2024.01.01]

2023年11月 三島市にて

 

みなさま、今年もよろしくおねがいいたします。石坂公介です。

診療開始は1月5日(金)からとなります。お間違えの無いようにお願いいたします。

 

 

 

 

最近まるで東海道ブログみたいですが、お時間のある方、興味のある方、本日もお付き合いください。東海道をゆく④です。

 

すっかり秋めいた11月某日、東海道を歩いてきました。今回は藤沢宿から平塚宿を経て大磯宿へ至るおよそ16㎞の行程。

当日は秋晴れ、家を出るときは肌寒かったのですが、歩いているうちに熱くなるだろうと半袖Tシャツの上に薄いアウターを羽織って向かいました。

 

9時30分。靴紐を結びなおして出発です。

 

今回の道はほぼ国道1号線に沿ったわかりやすいルート。歩道も比較的広く、何より歩行者がほぼいないので、自分のペースですいすい進むことができます。

 

タンクの中に思いを馳せます。

 

朝食はしっかりとったのですが、何分朝が早いもので、小腹が空いたところでちょうど和菓子屋さんを発見。10時開店で最初のお客さんでした。

10時。芋の甘みが最高の一品。

 

道の両脇に松が多くなってきて、海が近くなってきたことを実感。あっという間に茅ケ崎市へ到着。茅ケ崎市に入ったとたんに街路樹の量が増えました。藤沢市も頑張れ。

10時10分。茅ケ崎市。

 

しばらく進むと「日本橋から56㎞」の標識。頭の中で「もう56㎞も」と「まだ56㎞か」がせめぎあいました。

せめぎあう10時30分。

 

実は今回の旅に合わせて、ガイドブックを購入しました。各宿場町について4ページほどでまとまって書いてあって、ゴールまでとても重宝しそうな内容。事前に知識を入れてきたことで、今まで以上に史跡などへの興味が増しました。

 

11時過ぎ、鳥井戸橋に到着。東海道を京に上るとき、富士山はいつも右側に見えるのですが、左手に見えるのはとても珍しく、神奈川県内では唯一の「左富士」の名所です。

  
天候のせいか、建物のせいか、右にも左にも見えませんでした。

 

  
旧相模川橋脚と泳ぐ鴨たち

 

11時30分、平塚市へ入ります。相模川にかかる馬入橋、全長563m。相模川は東海道の難所の一つで、平安時代は浮橋で渡っていたそうです。

  
川の向こうは太平洋

 

 

平塚駅の近くには、怪談「番町皿屋敷」のヒロイン、お菊のお墓があります。そろそろ昼食を、と思いながらお菊塚を探していると何やら高級そうなお店を発見。冷やかしのつもりでランチメニューを見たのですが、「国産牛サーロインランチ 3300円 1100円」の文字。嘘みたいな価格破壊。汗だくTシャツ姿だったので躊躇しましたがドレスコードもなく、入って正解でした。

 

  
さらに妻から3切れもらって大満足でした。

 

おなかを満たし、12時50分、お菊塚を見つけ手をあわせます。

  

 

その後旧東海道へ戻り、10分ほど歩くと現在は銀行になっている平塚宿本陣旧跡に到着。

  
13時10分。本陣跡に到着。

 

平塚宿と大磯宿は3.3㎞ほどしか離れておらず、これだけ近いのは道が険しいとか迷いやすい道になっているとか何か裏があるのではないか、と勘繰っていたのですが、アップダウンも少なくすぐに大磯町へ到着しました。

13時20分大磯。

このあたりまで来ると高い建物も少なくなり、山も近く感じます。


トトロが住んでいそうな山。

 

しばらく歩くと高麗山のふもとにある高来神社。「高麗」も「高来」も唐・新羅連合軍に滅ぼされた高句麗に由来するそうです。国を追われた王族と従者の一部が渡来し、大磯にも有力な集団が上陸して住み、付近の開墾に尽力したとのこと。

本の受け売りです

 

 

「港まで〇〇m」という標識がちらほら見え始め、海が近いんだなぁなんて思っていたらあっという間に尾上本陣跡と小島本陣旧跡に到着。

  
13時50分。本日のゴール。

 

 

休憩時間を入れて約4時間半、26000歩でした。

道が広く、迷うこともなかったためまだまだ余力があり、もう一駅歩こうかと思ったのですが、次回のお楽しみということで帰宅。

次回は大磯宿から小田原宿を経て、元気があれば箱根湯本までの予定です。

 

石坂公介

 

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