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8月9日(日)~16日(日)は夏季休診となります  ~原因不明の急な痛みは石灰が原因かも?~

[2026.08.01]

表題の通り、8月9日(日)~16日(日)の期間は夏季休診となります。

休診前後の8月8日(土)や17日(月)は込み合うことが予想されますので、残薬に余裕のある方などは両日を避けての受診にご協力をお願いいたします。

 

 

 

「何もしていないのに急に強い痛みが出てきた」

「軽くぶつけただけなのに段々痛くなってきている」

「運動したあとに動かせないほど痛くなってきた」

このような症状で受診される方の中に、石灰沈着が原因になっているケースがあります。

 

日本整形外科学会HPから

 

石灰沈着とは、筋肉や腱のまわりに、カルシウムを含む結晶(石灰)がたまる状態です。

肩に多いですが、股関節・手・足など体のさまざまな場所に起こります。

 

 

 

「夏になると石灰で痛みを生じる患者さんが増えるなあ」という感覚は以前からあったのですが、論文を調べてみると石灰沈着による急な痛みには季節による偏りがある可能性が日本の研究で示されていました1)。

2006年から2018年までの約12年間に石灰沈着性の肩の痛みで受診した195人の患者さんを対象に、発症時期を詳しく調べています。その結果、発症は

夏:35.4%
春:24.6%
秋:24。1%
冬:15.9%

の順で、明らかな季節差が認められました。特に、7月に多く、2月に少ないという結果も報告されています。

 

この研究では、痛みが出たときのきっかけについても調べられています。その結果、

  • 特にきっかけがない(原因不明):82.6%
  • 重労働:9.2%
  • 外傷:4.1%
  • スポーツ:4.1%

と、多くの方がはっきりした原因がなく突然発症していることが分かりました。

 

 

「ケガした覚えがないのに強い痛みが出てきた」

「ちょっとひねっただけなのに段々痛みが強くなってきてじっとしていても激痛」

そんなときは、石灰沈着が隠れていることがありますので、お近くの整形外科の受診をおすすめします。

 

 

ちなみにメカニズムや傾向などははっきりとわかっていません

石坂公介

 

1)Furuhata R, Matsumura N, Yoshiyama A, et al. Seasonal variation in the onset of acute calcific tendinitis of rotator cuff. BMC Musculoskeletal Disorders. 2020.

 

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