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11月はカレンダー通りの診療となります ~東海道をゆく⑥~

[2024.11.01]

長かった夏も終わりを迎え、やっと秋めいてきましたが皆様おかわりありませんでしょうか。

11月はカレンダー通りの診療となります。診療時間などお間違えの無いようにお気をつけてご来院ください。

 

新型コロナウイルスの勢いはやや衰えてきたようですが、インフルエンザウイルスやマイコプラズマの感染者数はなかなか落ち着かないようです。手洗いうがいなどの基本的な感染予防対策はおろそかにせずぜひ心がけてください。なお新型コロナウイルスとインフルエンザのワクチン接種をご希望の方は受付でお声がけください

 

 

 

今回は東海道をゆく⑥です。歩いたのは実は昨年の11月、ちょうど1年遅れです。

いつも以上に長いのでお時間のある方だけご覧ください。

 

2023年11月末、今月3回目、前回から中2日という強行日程で峠を越えてきました。箱根湯本から芦ノ湖を経て、峠を越えて三島宿へ至る全長28㎞という過去最長の行程です。

 

まだ暗い5時過ぎに家を出て、新宿駅から小田急線急行に乗車、小田原駅から箱根登山電車に乗り換え、8時から歩き始めました。


腹痛で途中下車したため30分遅れのスタートとなりました

 

箱根はちょうど紅葉のシーズン。外国人の観光客も多く、朝早くからにぎわっていました。

 

 

さすがは箱根。駅を離れてすぐに急坂が続きます。開始20分でかなりの精神的ダメージを負わされます。


葛原坂と割石坂

 

出発して1時間。舗装された道から旧東海道に入り、自然の中を進みます。

 

 

時には

こんなきれいな紅葉を目にすることができますが、

 

ひたすら続く石畳。前夜の雨のせいで石がしめっており、足を滑らせないように注意して歩きました。

 

そして地獄の入り口です。

 

 

 


橿木坂と猿滑坂

 

坂道のオンパレードを越えると「エモ」くて「映える」坂道を見つけてややテンションが上がりますが

 

また坂道。

まだ10時

 

クマ出没注意の看板にドキリとしますが、慎重に歩を進めると遠くに芦ノ湖らしき水面が見えてきました。

 

芦ノ湖を過ぎたあたりで昼食を考えていたので、足に力がみなぎってきます。

でもまた坂道。


坂道グループ

 

そして10時50分、ようやく芦ノ湖へ到着。前回の反省をいかし、食べられるときに食べようとスマホであらかじめお店が集まっている地域を探って昼食をとりました。後半戦を考慮し、アルコールなし。ちなみに芦ノ湖はわかさぎで有名とのこと。

10時50分。芦ノ湖畔へ到着。

 


たっぷりのわかさぎフライ

 

おなかも満たし、ここからは下り坂と思いきや、しばらくだらだらと上ります。


11時40分現在、まだ上り坂。

 

12時をすぎるとやっと下り坂が増えてきます。ほとんど人を見なかった芦ノ湖までの前半に比べ、三島方面へ歩いて下る同志がちらほら増え始めます。

 


ここで3グループが一緒になりました

 

出発して4時間半。気づけば静岡県に入っていました。そして12時40分、ついに三島市へ入ります。


何が出るのでしょうか

足がパンパンな12時40分

 

前回、百名城のスタンプを集めていることに触れましたが、三島市には百名城の「山中城跡」という史跡があります。今回はルートから大きくは外れないこともあり、寄ることにしました。

 


手帳を持参し忘れ、自宅で貼り付けました。

 

旧東海道沿いをしばらく歩くと、久しぶりの富士山。富士見平には松尾芭蕉の「霧しぐれ富士を見ぬ日ぞ面白き」の句碑がありました。芭蕉が見ることのできなかった富士、この日はばっちり。歌を詠むセンスのない自分にはやっぱり見れたほうが面白い。


富士と句碑

 

実はこの後旧東海道を見失ってしまい、しばらく畑の中を進むのですが、そのおかげで富士山の見通せる場所に出会うことができました。地図の読めない男で良かった。

 
歌も地図もよめない

 

午後2時。やっと旧東海道に合流。途中にある公民館裏の展望台からもばっちり富士山が見えました。公民館にいたおじさんは「裏のトイレ土足のまま使って良いからな」とわざわざ出てきて教えてくれました。

 

 

この後はひたすらゆるやかな下り坂を進みます。

 


14時40分。錦田一里塚。あと2㎞。

 

源頼朝が源氏再編を祈願したことで有名な三嶋大社を通り過ぎるとゴールは目前。15時10分。本陣跡に到着です。

 


世古本陣跡と樋口本陣跡

 

三島広小路駅の周辺はおいしそうなお店がたくさんあったのですが、帰りのことを考えてJR三島駅へ移動して早めの夕食としました。「静岡県といえばうなぎ」、「ゴールしたらうなぎ」念じながらの28㎞だったので、疲れが一気に吹っ飛びました。

 

 

休憩時間を入れて約7時間、28㎞、43000歩の旅でした。

日本橋を出発して110㎞超。思えば遠くへ来たもんだ。

 

筋肉痛は3日間続きました石坂公介

 

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