6月はカレンダー通りの診療となります ~東海道をゆく①~
こんにちは。暑い日が続いたり、急に冷え込んだり、雨が降ったりと落ち着かない天候が続いていますが、皆様お変わりありませんでしょうか。石坂公介です。
6月もカレンダー通りの診療となります。お足元の悪い日はくれぐれも気を付けてご来院ください。
今年のGWは久しぶりに旅行に出かけたり、親戚に会いに行ったりと、いろいろ楽しんだ方も多かったのではないでしょうか。残念ながら我が家は息子たちが毎日部活に忙しく、自宅で過ごす毎日でした。
それでも1日くらいは何かしたいと考え、以前からうすぼんやりと考えていた「東海道を踏破する」ことを目標に妻と歩くことにしました。
皆様ご存じの通り、東海道は江戸時代に整備された五街道の一つで、日本橋を起点として五十三の宿場町を経て京都の三条大橋に至る、全長490㎞ほどの街道です。ネットで調べると先人たちのブログが色々出てくるので楽しんで読んでいたのですが、それに触発された形です。
(以下ただの日記ですのでお時間のある方だけご覧ください)
5月某日、日本橋から品川宿を経て川崎宿へ至る21㎞強を初回の目標としました。
午前9時すぎ。やる気に満ち溢れ元気だったころの写真です。
当日の東京の最高気温は26度。休日の日本橋は歩行者も少なく、自分のペースですいすい歩きながら、途中のお寺で旅の祈願をしつつ、リュックに詰めたお茶を飲みつつ、ビルの陰に入りながら気持ちよく歩き始めました。
午前9時半。有名なライオンです。
2時間もかからずに品川駅へ到着。さすが品川駅、駅前には多くの人がいました。歩道が狭いため自分のペースでは歩けず、駅をはなれると日を遮るものも少なく、疲れを自覚し始めました。
午前10時50分頃。駅前は人であふれていました。
少し歩くと品川宿の商店街に到着。このころには右足裏の違和感と左足付け根の痛みを自覚し始めます。普段の運動不足を呪い、準備体操の不足を恨みつつ、足裏のマメに余計な刺激を与えぬよう、慎重に歩をすすめました。
午前11時過ぎ。まだ半分も歩いていないことに愕然。
テイクアウトしたスコーンは空腹すぎて写真撮る間もなく胃におさまりました。
品川宿の商店街にはお店だけでなく、多くのお寺がありました。江戸時代の人たちは旅の安全を祈願をしながら京都を目指したのだろうなと思いを馳せつつ、余計な体力を消耗しないようにここはスルーして先を急ぎます。
品川宿を過ぎると川崎まではほぼ第一京浜に沿って歩く形になります。大田区総合体育館をはじめとして写真におさめてもよいスポットもあったと思いますが、アルバムを見返してみると何も写真を撮っていませんでした。一番つらかった時間帯です。
午後1時。雲一つない空。気温26度。水のおいしさを改めて感じます。
県境を過ぎたころにはビールゴールを意識して、自然と歩調が速くなります。東海道を歩いていて助かるのが、電信柱を含めたあちこちに「東海道」や「旧東海道」と書いた標識が並んでいること。道に迷うこともなく、大幅なロスもなく、川崎宿へ到着しました。
午後1時半。ゴールです。
21㎞ほどの距離を4時間半で踏破。歩数はおよそ30000歩。計画通りのペースでした。これ以上だとつらさばかり目立ち、これ以下だと物足りない、ちょうどよい距離だと感じました。歩くのが好きな方、知らない道が好きな方、おすすめです。
消費カロリーはおよそ1000kcalでした。
少量のビールでのどを潤し、電車に揺られて夕方には帰宅しました。
いつになるかわかりませんが、次回は川崎宿から神奈川宿を経て保土ヶ谷宿へ至る14㎞ほどの踏破を考えています。数年かけてのんびり目指す予定です。
石坂公介