メニュー

3月はカレンダー通りの診療となります  ~東海道をゆく⑦~

[2025.03.01]

あちこちで満開の梅の花を見かけるようになり、春の訪れを実感する日々ですね。

3月はカレンダー通りの診療となります。月曜日や土曜日、休日明けの診療は混みあうことが多く、ご迷惑をお掛けしております。

お薬やお時間に余裕のある方は曜日をずらしての受診をおすすめいたします。

 

 

 

2024年9月のある暑い日、10か月ぶりに東海道を歩いてきました。今回は三島から出発です。

9時30分 出発

 

この日は快晴、静岡県内は最高気温38度の地域もあり、朝からうだるような暑さでした。ただ晴れているおかげであちこちで富士山をおがむことができました。

 

駅から少し離れると、道の下に水の通り道。千貫樋と言って「1555年に北条氏康から今川氏真に聟引出物として、小浜池から長堤を築き、その水を駿河に疎通させた」という説が有力だそうです。当時はこの疎水で下流の耕地約130ヘクタールが多大な恩恵を受けたとのこと。ちなみに命名の由来は

1 架設が巧みなため銭千貫に値する
2 この用水が高千貫の田地を潤している
3 建設費が銭千貫を費やした

と伝えられているそう。

もとの木樋は関東大震災で崩落し、今は鉄筋コンクリート製

 

しばらく歩くと対面石で有名な八幡神社源頼朝と奥州から駆け付けた弟の源義経が対面した際に腰掛けたと言われる石です。

 

10時過ぎ 八幡神社

 


大泉洋と菅田将暉を思い出します

 

ちなみにこの神社の賽銭箱は自動ドアの向こう側。お賽銭を出すのにまごついていたら一度閉まってしまいました。

BGM付きです

 

少し歩くと歌舞伎や人形浄瑠璃の「伊賀越道中双六沼津」で有名な平作地蔵。「伊賀越」は、歌舞伎や人形浄瑠璃における三大仇討ちとして「忠臣蔵」、「曾我」とともに、広く知られているものの一つだそうです。

 

10時40分 平作地蔵

 

静岡県もこの辺りまで来ると看板もめっきり減り、立ち止まって地図で旧東海道を確認することが増えます。11時20分、久しぶりに見つけた看板。

 

歩き続けて2時間。そろそろ小腹も空いてきますが沼津駅から離れているためお店もあまりありません。通りがかった地元のお菓子屋さんでスイートポテトを購入

11時40分 一口で瞬殺

 

静岡県内の旧東海道は歩道も狭く両サイドはほぼ住宅街。お店はほとんどなくたまにコンビニを見かける程度。同じような景色が続き、辛さを感じながら歩みを進めます。

 

12時10分、片浜駅そばの原踏切で線路と交差し、線路の北側を進みます。

 

そして12時30分、原宿本陣跡へ到着しました。

 

今回のゴールは吉原駅だったのですがあいにくの暑さで無理は出来ないと考え、休憩がてら寿司にサラダ、みそ汁、食後のコーヒーがついて1200円からというリーズナブルなお店を見つけてピットイン。

 

左下のスペースには穴子たちもいました

 

気さくに話しかけてくれる大将で、東海道走破を目標にしている話もしました。「すごいですね!」的なリアクションを期待しましたがちょっぴり薄かったのは良い思い出です。

 

おなかを満たし先を急ぎます。静岡を感じる。YAMAHAの工場。

 

植田踏切を渡りればもうすぐ東田子の浦駅

 


14時15分 富士市

 

雲を頂く富士山

 

14時半、富士山をバックにした東田子の浦駅へ到着。へとへとなので一駅前のこちらをゴールとしました。

出発してから5時間、28000歩、16㎞。普段より短い距離でしたが暑い中よく頑張ったと思います。

 

駅の自販機表示がSuicaではなくTOICA。だいぶ遠くまで来たなー。

 

石坂公介

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME