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4月はカレンダー通りの診療となります ~東海道をゆく⑤~

[2024.04.01]

東京でも桜の開花宣言となり、春爛漫の時期を迎えました。皆様お変わりありませんでしょうか。こんにちは、石坂公介です。

4月もカレンダー通りの診療となります。新しい生活が始まりペースづくりに難渋している方、季節の変わり目で体調のすぐれない方もいらっしゃるのではないでしょうか。食事と睡眠を基本として、ご自身の体を第一にお過ごしください。

 

だいぶ前の話ですが東海道をゆく⑤です。お時間のある方だけ読み進めてください。

 

11月中旬、今月2回目の東海道です。勤務先の手術予定がなかったため、休みを頂いて平日に歩いてきました。今回は大磯宿から小田原宿を経て箱根湯本に至るおよそ22㎞の行程です。

秋晴れの気持ちいい9時過ぎの大磯駅前。

駅を少し離れると建物の合間から富士山が見えるスポットが多くありました。出発直後だということもあり、歩道橋に上ったり、位置を変えたりして疲れることを考えずに富士山をカメラにおさめます。

通りの向こうに富士山

明治時代の大磯には、伊藤博文をはじめとした各界名士の邸宅や別荘およそ150戸にも及ぶほど建っていたそうです。残念ながら伊藤博文の滄浪閣は未公開、吉田茂邸地区は休館日でした。

邸”地区”というスケール感

 

しばらく歩くと二宮町に到着。出発して1時間ほどすると海が見え始めました。

10時20分。二宮町から相模湾。

 

押切坂を下ると押切橋を渡ります。魚たちが群れているのを肉眼で確認できるくらい水が澄んでいました。


押切橋から望む相模湾。

 

少し進むと小田原市に入ります。見通しがよくなり、海もさらによく見えるように。

 

 

11時過ぎ。親鸞の旧跡として知られる眞楽寺を横目に先を急ぎます。

 
通りの向こうにわたる時間も惜しいので反対側から撮影

 

出発して2時間。朝も早かったため小腹が空いてきます。反対側の歩道には地元のパン屋さんなどもあったのですが、道路を渡る時間も惜しく、また住宅ばかりのためなかなかお店がなかったのですが、ついにおいしそうなお店を発見。マロンパイを頬張りました。品川で食べたスコーン藤沢で食べたスイートポテトを抜いて、今のところ東海道のベストスイーツです。


血糖値の上昇を実感する11時30分

 

やがて酒匂川に到着。とても澄んだ水が流れており、反対側には鷺と思われる白い鳥が何羽も群れていました。酒匂の由来は諸説あるそうですが、個人的には「神酒を川に注いだところ酒の匂いがしばらく収まらなかった」という説が好みです。

 

 

橋を越えて歩くこと15分。小田原宿へ到着。さらに歩くと小田原城と思しき屋根が遠くに見えました。

 

 

百名城のスタンプを集めている自分としては小田原城のスタンプも押したかったのですが、1号線からお城まで距離があるうえ、スタンプは天守閣にあり、往復30分以上のロスになることを考慮し、途中でおみやげのういろうだけ買って泣く泣く先へ進みます。

 
さすが城下町、バス停や電話ボックスの屋根は瓦葺き風。

 

予定では小田原周辺で海の幸を食べようと企んでいたのですが、定休日のお店が多く、また駅から離れているためお店自体が少なく、妻との協議の結果、耐えきれなくなったらういろうをかじることとし、空腹のまま湯本を目指すことにしました。


電車を利用したくなる12時50分

 

ペットボトルのお茶とコンビニで購入した干し梅で飢えをしのぎながら進むこと1時間弱。神の思し召しか、有名なかまぼこ屋さんの「かまぼこの里」を発見。お土産だけでなく蕎麦屋や甘味処、バイキングも揃っていました。蕎麦屋で食べた「かまぼこのかき揚げ」が涙が出るほどおいしかったことは言うまでもありません。もちろんそば前セットでのども潤しました。


空腹すぎて写真を撮り忘れたのでコースターだけ撮影しました。

 

ここからはあっという間でした。30分ほど歩いて箱根町に入り、15時に箱根湯本駅へ到着しました。



昼食難民となりかけましたが、結果としておいしいかき揚げに出会うことができ、満足の旅でした。休憩時間も入れて22㎞を6時間、32000歩の旅でした。

次回は最大の難所、箱根の峠越えです。

石坂公介

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